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信楽

特別展「信楽に魅せられた美の巨匠たち」

2018.11.12

 

展示概要

中世古窯以来の伝統を誇る陶郷・信楽。豊かな自然と陶土に恵まれたこの地では、焼締め陶をはじめと特色のあるやきもの文化が育まれてきました。長年にわたり人々の生活を支え続けてきた伝統と多彩な技術への興味や関心から、数多くの作家が信楽を訪れています。これまでも、国内外を問わずさまざまな作家が、この地で作陶を試みてきました。

 近代陶芸の巨匠として広く知られる富本憲吉や河井寛次郎、そして現代陶芸の開拓者として活躍した八木一夫や熊倉順吉。また、岡本太郎をはじめ絵画や彫刻の世界で活躍した作家たちも、信楽で作品制作に挑んできました。岡本が1970年の万国博覧会で手掛けた太陽の塔(黒い太陽)は、彼等のそうした活動を象徴する取り組みといえるでしょう

 彼等はどのような経緯でこの地を訪れ、どのような仕事を手掛けてきたのでしょうか。本展では、近現代を代表する作家13人の作品や関連資料を紹介。彼等の信楽での足跡をたどりながら、幅広い交流のなかで育まれてきた信楽のやきもの文化の魅力を探ります。

詳しくは滋賀県立陶芸の森HPから→https://www.sccp.jp/