上水道、下水道、暗渠(あんきょ)などで用いられている常滑の土管は日本の近代化とともに都市を支える役割を果たしました。常滑では約200年前から本格的に作られるようになりましたが、江戸時代の頃は土樋や水門、イタチクグリと呼ばれていました。
土管は明治時代初期に鯉江方寿(こいえほうじゅ)が木型を開発しました。木型は同じ大きさで、同じ形のものを効率的に生産するのに適した手法です。常滑の土管は品質が高く、「土管の町」と呼ばれて、常滑の港から全国へ運ばれていきました。
・会期:開催中〜平成30年12月24日(月・祝)
※休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
・開館時間:9:00〜17:00
・会場:とこなめ陶の森 資料館 特別展示室
(〒479-0821 愛知県常滑市瀬木町4丁目203番地)
・入場料:無料
・とこなめ陶の森ホームページはこちらから
・企画展解説シートはこちらをご覧ください。(PDF)