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日本遺産「旅する 、千年 、六古窯」による巡回展 開催

2018.11.26

古来の陶磁器窯のうち、中世から現在まで生産が続く代表的な6つの産地(越前・瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前)の総称 である「日本六古窯(にほんろっこよう)」。2017年春に日本遺産に認定されたのを契機に、各産地で長きに渡り育まれた技術・文化を見つめ 直し、六古窯の魅力を掘り下げ続けています。

2018年春から、"やきもの”を通して、人間としての根源的な営み、人と自然との関わり、ものづくりの根源を再考する 取り組み『旅する、千年、六古窯』と題した活動をスタートさせています。その活動の一環として、2018年12月から 2019年1月にかけ、初の企画展『旅する、千年、六古窯 -火と人、土と人、水と人が出会った風景-』を開催いたします。
今回の展示では、会場となる信楽・丹波のやきものにスポットをあて、中世から現代までのやきものなどを時系列に展示 します。同じ時間軸の中に特徴的な他産地のやきものも要所に配置し、「日本六古窯」の各産地が、時代の要求に応え続 け、さまざまなやきものを産み出してきた変遷をたどることができます。 また、六古窯産地のものづくりの道標となりえる姿勢と技術、感性をもつ作り手ややきものを、インタビュー動画も交え、 多様な視点で紹介する会場構成となります。
会期中、各産地では、ガイド付きツアー、トークイベント、交流会などスペシャルイベントを開催。やきものにご興味の あるさまざまな方々と交流をはかる機会を創出いたします。
『旅する、千年、六古窯』の始動とともに、六古窯日本遺産活用協議会のクリエイティブ・ディレクターに、デザイナー の高橋孝治が就任。日本六古窯を普及するためのツールとして製作したタブロイド「旅する、千年、六古窯 前編(六古窯 を知る/学ぶ号)」をご来場の皆様に配布いたします。

【展覧会開催  概要】

タイトル『 旅する、千年、六古窯 -火と人、土と人、水と人が出会った風景-』展

信楽会場
日時  2018年12月8日(土)- 12月24日(月・祝)
会場   信楽産業展示館(滋賀県立陶芸の森内)
住所   〒529-1804 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7
丹波会場
日時  2019年1月12日(土)- 1月28日(月)  
会場  丹波立杭伝統産業会館(立杭陶の郷内)
住所  〒669-2135 兵庫県篠山市今田町上立杭3

主催:六古窯日本遺産活用協議会     企画監修:高橋孝治(六古窯日本遺産活用協議会 クリエイティブ・ディレクター)


【イベント開催】

信楽   2018年12月9日(日) 終了しました
第1部:ガイドツアー   13:00 -15:00

1 『旅する、千年、六古窯 -火と人、土と人、水と人が出会った風景-』巡回展/ 滋賀県立陶芸の森 甲賀市信楽産業展示館
2 陶芸の森特別展「信楽に魅せられた美の巨匠たち」/ 陶芸館 
巡回展と、現在開催中の展覧会 2箇所を巡ります。
集合時間   12:55   集合場所   会場1
定員   先着30名様
料金    無料(※陶芸の森特別展「信楽に魅せられた美の巨匠たち」の特別展観覧料のみ各自負担。)
案内役   高橋孝治(クリエイティブ・ディレクター)、当館学芸員  

第2部:やきものや産地について語らうトーク「信楽と伊賀」 15:30-17:00  トーク、17:30-  交流会
会場   NOTA shop   529-1804 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2317
料金  ¥3000(交流会の飲食費込)
出演者  加藤駿介(NOTA & design)、山本忠臣(ギャラリーやまほん)
進行  高橋孝治(六古窯日本遺産活用協議会 クリエイティブ・ディレクター)
フード  陶の辺料理魚仙 4代目主人 林田裕貴

丹波   2019年1月12日(土) 
※申込人数が定員に達しましたので受付を終了しました。

第1部:ガイドツアー 13:00 -15:00
1 『旅する、千年、六古窯 -火と人、土と人、水と人が出会った風景-』巡回展/ 立坑陶の郷
2 「内田鋼一 展 – 時代をデザインする – 」展覧会/ 兵庫県陶芸美術館   
巡回展と、現在開催中の展覧会 2箇所を巡ります。
集合時間   12:55 集合場所   会場1
定員   先着30名様
料金 無料(※立坑陶の郷入園料、兵庫県陶芸美術館の展観覧料のみ各自負担。)
案内役 高橋孝治(クリエイティブ・ディレクター)、当館学芸員

第2部:やきものや産地について語らうトーク「丹波」   15:30-17:00 トーク、17:30-交流会
会場   archipelago    669-2123 兵庫県篠山市古市 193-1
料金   ¥3000(交流会の飲食費込)
出演者   今西公彦(陶芸家)、内田鋼一(陶芸家)
進行   高橋孝治(六古窯日本遺産活用協議会 クリエイティブ・ディレクター)
フード   HOVEL kusayama オーナー 伊藤宏晃

お申し込みについて
ガイドツアー、トーク、すべて事前お申込制となります。
参加イベント、人数、ご氏名、ご連絡先をメールにて お知らせください。 
info@sixancientkilns.jp /担当 甲賀市産業経済部 商工労政課
※※画像に記載されているアドレスに誤りがあります。お手数ですが、上記アドレスまで送信ください。

「旅する 、千年 、六古窯」について  https://sixancientkilns.jp/about/  

日本人とやきものの関わりは縄文時代にさかのぼり、 食糧の保存や調理などの生活用具や祭祀用具など、人間の営みに 必要不可欠なものとして、文明を築き、 分野を超えて、さまざまな文化に関わってきました。 「日本六古窯(にほんろっこよう)」 は 、 古来の陶磁器窯のうち、中世から現在まで生産が続く代表的な6つの産地 (越前・瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前)の総称です 。1948年頃 、古陶磁研究家・小山冨士夫氏によって命名され、 2017年春、日本遺産に認定されました。 それを機に6つの産地からなる6市町では 、六古窯日本遺産活用協議会を発足。 千年にわたり、各産地にて育まれてきた技術・ 文化を見つめ直し、また俯瞰した視点で、あらためて、六古窯の魅力を 掘り下げています。 2018年春より始動した「旅する、千年 、六古窯」は 、 “やきもの”を通して、人間の根源的な営み、人と自然との関わ り、ものづくりの根源を再考する取り組みです。千年という時をかけて育まれてきた、6つの産地にある「火と人 、 土と人、水と人が出会った風景」を通して、千年先の未来を思い描いていきます。

主催:六古窯日本遺産活用協議会
福井県越前町、愛知県瀬戸市、愛知県常滑市、滋賀県甲賀市、兵庫県篠山市、岡山県備前市
六古窯日本遺産活用協議会クリエイティブ・ディレクター:高橋孝治
旅する、千年、六古窯 クリエイティブチーム: アートディレクター/原田祐馬[UMA/design farm]
エディトリアルディレクター/多田智美[MUESUM]
映像ディレクター/岡篤郎
Webディレクター/綿村健[FROTSQUARNEL CO.LTD.]
公式カメラマン/加藤晋平


日本遺産(Japan Heritage)について
地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁 が認定するものです。ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様 々な文化財群を,地域が主体となって 総合的に整備・活用し、国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより、地域の活性化を図ることを目的とし ています。


読者お問合せ先 甲賀市産業経済部 商工労政課 
MAIL:info@sixancientkilns.jp 
TEL:0748-69-2187
※※画像に記載されているアドレスに誤りがあります。お手数ですが、上記アドレスまで送信ください。