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越前

福井県陶芸館テーマ展「小曽原、土管屋さんがいた時代」

2019.02.04

 越前町小曽原周辺では、明治時代から昭和50年ごろまで、やきものの土管を生産していました。土管は、明治時代の北陸本線の鉄道用排水土管を初め、農業用排水などに使われるため、昭和の中頃には機械で大量に生産されていました。ここで作られた土管は、越前町を中心に、武生、敦賀、小浜へと県内に広く流通しましたが、コンクリート管や塩化ビニール管に変わっていき、今では福井県でやきものの土管を作っている所はありません。 
 本展示会では、明治時代の土管をはじめ、土管の型や昔の写真などを約40点ご紹介します。
 また、展示期間中、当館ロビーでは昭和33年の県政ニュース「脚光をあびる窯業ー丹生郡宮崎村ー」を上映します。
 これまで語られることの少なかった小曽原の土管を、発見してみませんか?

会 期:2019.2.1(金)から3.24(日)午前9時から午後5時
   (閉館日:毎週月曜日)
場 所:福井県陶芸館 資料館1階常設展示室
観覧料:一般 200円(高校生以下、70歳以上の人は入館無料)
   ※会期中、2/7、2/17、3/17は、入館無料