常滑焼を代表するやきものの一つに干支の置物があります。干支の置物は新年を祝う縁起の良いものとして、家の玄関に飾られるなど私たちの生活や慣習に深く根付いています。
今回の展示では大正から昭和にかけて活躍した常滑の名工の一人である初代杉江滃軒の干支シリーズを展示します。また、常滑は昭和20年代から50年代にかけてノベルティと呼ばれる輸出陶器を生産していました。これらは犬や猫などのペット、ゾウやシカなどの野生動物など見た目も可愛らしい作品が多数あります。
本展覧会では干支や動物像などの常滑焼の歴史を伝える作品約350点を展示します。
■企画展
期間:2021年1月9日(土)~2021年2月28日(日)
時間:9:00~17:00 ※休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
場所:とこなめ陶の森 陶芸研究所
入館料:無料
■展示解説 ※展示室にて学芸員らによる解説をおこないます
日時:1月9日(土)10:00~11:00と2月12日(金)13:30~14:30