藤井規仙(ふじいきせん 1928 ~ 2018)は、常滑を代表する名工の一人で、彫刻のやきもの「陶彫」を得意としました。てづくりをとても大事にした作家で、作品は高い技術力とともに、深い観察力と多彩な表現力で、観る人に感動を与えました。代表作の茅葺屋根の家は、昔の農家を再現した作品で、縁側で碁を打つ人や農機具、屋根の細部に至るまで、丁寧につくりこまれた大作です。作品を通じて、ものづくりの楽しさが伝わってきます。
会期:4月22日(土)~7月17日(月・祝)
時間:9:00~17:00 ※休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
場所:とこなめ陶の森 陶芸研究所(愛知県常滑市奥条7-22)
料金:入館・観覧ともに無料
●とこなめ陶の森ホームページ(外部リンク)
英語版あり