六古窯共創ネットワーク事業のイベントとして、産地ツアー&セミナー in 瀬戸を開催いたします。「手仕事の文化が結ぶ、地域と未来～健やかな文化経済圏のあり方を探る～」と題して、第一部はツアー・第二部はセミナーといった盛りだくさんのイベントになっております。（※第一部・第二部どちらかのみ参加も可能）

第一部：Tour
彩陶の聖地「瀬戸」～千年の美と創造の源を辿る旅～

陶磁器一般を指す「せともの」という言葉は、瀬戸焼からきています。瀬戸は、日本のやきもの史において重要な役割を果たし、中でも様々な釉薬を用いた複雑で美しいデザインが生み出されてきました。良質な陶土と恵まれた風土は、陶工たちの創作活動を長年支えています。
瀬戸は、千年の歴史を持ちながらも、今なお革新を続ける産地であり、伝統と現代の美意識が融合する場所であるこの地を巡り、旅の可能性を考える時間にできればと思います。

第二部：Seminar
手仕事の文化が結ぶ、地域と未来 ～六古窯でチャレンジするならどんな体験があるのか考える～

・文化観光の具体的な事例を知る。
・「文化観光」をテーマにしたときに、どのような体験プログラムがあるのか、ターゲット層はどこかを知る。
・六古窯と「文化観光」のアイディアを考える。
など、ものづくり産地の未来の在り方についてお話していただきます。

古屋 絢子
合同会社観光ラボ　代表・全国通訳案内士（英語）・文教大学講師。東京都出身、2004年お茶の水女子大学大学院修了（生活科学）。2021年米国セントラル・フロリダ大学大学院科目履修（観光地経営学）。日本科学未来館、東京大学を経て2013年に全国通訳案内士試験合格。 現在、英語通訳ガイドとして稼働10年（現役）。
ガイドとして稼働した過去8年間で800組5,000人以上の外国人観光客を全国30都府県へとご案内。人材育成では2021年より文教大学にて「観光英語」を担当。その他、飛騨や金沢市等、各地でのガイド養成事業、官公庁事業のインバウンド研修等でも講師・アドバイザーとしての実績豊富。2022年合同会社観光ラボを設立、代表に就任。