「一般大衆にじかにぶつかる、社会にひらかれた芸術を実現したい。」と記した岡本太郎は“太陽の塔”を信楽の土で作りました。
日用雑貨、花器から、庭園陶器や建築用材といった産業製品まで、暮らしを支えるやきものを幅広く生み出してきただけでなく、世界中のアーティストから、その創作活動の舞台として選ばれ続けてきた信楽。
この旅では、1000年続くやきものの産地としての風景、あゆみを辿りながら、“今”そこで生み出されているものに目を向けることで、信楽の地の風土や営みを感じ取ることができます。
そして、千年の時を旅した私たちを待っているのは、信楽の器の上に芸術的に結晶化された信楽の食。
五感全てを刺激する卓上の品々との出会いを通じて、数百万年を経て生まれた土と人々の手が織りなす無限の創造性と、到底うけとめきれない時空的な広がりに想いを馳せることでしょう。
陶器の都(まち)で開かれる一日限りの饗祭にぜひお越しください。
開催日程 | 2024年12月17日(火)12:00〜19:30 |
参加費 | 49,500円(税込) |
行程 | 12:00 貴生川駅集合 |
注意事項 | 歩きやすい服装でお越しください |
申込み方法 | 以下のフォームより、お申し込み下さい |
当日のシェフ
渡邊大佑
Le coeuryuzu(ル・クーリュズ オーナーシェフ)
愛知県内の数々のレストランで料理長を務めた後、2017年常滑にLe coeuryuzuをオープン。地元の食材と発酵文化や常滑焼といった伝統的なエッセンスを料理に添え、風土を活かした知多半島ガストロノミーを進化させ続けている。常滑市出身。
【主な受賞歴】
ミシュランプレート(2019)/ ゴ・エ・ミヨにてpop(2019)/ 3トック(15/20)(2020~)/ 料理マスターズ・ブロンズ(2024)
林田裕貴
陶の辺料理 魚仙 料理長
1971年滋賀県信楽町生まれ。京都の老舗「たん熊北店」で約7年修業。その後、実家の「魚仙」に戻りつつ、休日には銀座の寿司店で研鑽を積む。焼き物への深い造詣を持ち、信楽焼をはじめ骨董や近現代陶芸にも精通する。滋賀県寿司組合湖鮒会(こぶな会)会員。
トークゲスト
シェフ コールマン・グリフィン
アメリカ出身。アメリカ・ナパの3つ星「The Restaurant at Meadowood」や「benu」で副料理長を務めた後、2019年に世界一のレストラン デンマーク「noma」の姉妹店、東京・飯田橋の「INUA」副料理長として来日。
2021年より「SOWER」シェフに就任。日本料理の繊細さにフレンチやモダンノルディックの要素を融合。ジビエや山菜、発酵文化が豊かな湖北の伝統食から着想を得たコースを提供している。
菊池博文
H3 Food Design
1965年岩手県山田町生まれ。ANAインターコンチネンタル東京、フォーシーズンズホテル椿山荘東京、グッチ・ジャパンなどを経て、2001年に星野リゾートへ転職し軽井沢に移住。「yukawatan」開業や浜田紀之総料理長(当時)のボキューズドール国際料理大会での世界第3位をプロデューサーとして支援。2016年に星野リゾートを退職し、東京で「もうひとつのdaidokoro」を開業、グッドデザイン賞を受賞。2018年に「H3 Food Design」を設立し、ガストロノミーを基点にレストランプロデュースやソーシャルデザインに取り組む。